[在日米軍軍票]B20円券の価値は?
主な種類や特徴を紹介!

在日米軍軍票は、軍用手票のひとつです。軍用手票は通称「軍票」と呼ばれている政府紙幣であり、軍隊が出向いた国外の戦争地で使用するために発行されていました。在日米軍軍票のうち、B20円券とはどのような特徴をもつ軍用手票なのでしょうか。ここでは、在日米軍軍票のB20円券について詳しく紹介します。

在日米軍軍票券の特徴

在日米軍軍票とは、日本がアメリカに占領された当時、GHQの命令によって発行された軍票を表しています。この在日米軍軍票は、日本で法定通貨となった唯一の外国の軍票です。特に、在日米軍軍票のうちB号券は大蔵省令によって発行されたので、日本銀行券と同様に国内で広く流通しました。 在日米軍軍票が使われていたのは日本国内ではありますが、純粋に日本で発行されて流通していた他の紙幣と比べると、デザインに大きな特徴があります。具体的には、漢字やアラビア数字に加えて、英語による額面の表記がある点です。たとえば、在日米軍軍票のB20円券の表面には「貳拾圓」や「20」の他に、「TWENTY YEN」という大きな印字が見られます。

在日米軍軍票B20円券の概要

在日米軍軍票B20円券はどのような紙幣なのでしょうか。ここからは、在日米軍軍票の特徴や種類とともに詳しく確認しましょう。

在日米軍 B20円券の時代背景

在日米軍軍票が発行されたのは、1951年(昭和26年)です。太平洋戦争で日本が敗戦した後、アメリカのGHQにより発行されました。そのため、在日米軍軍票を使用していたのは、主に在日米軍たちです。日本国内では、基本的に沖縄で使用されていました。ただし、沖縄でも実際に在日米軍軍票が使われていたのは、短期間だったといわれています。

日本で使用されたことのある法定通貨のうち、在日米軍軍票は唯一の外国発行の軍票です。よって、在日米軍軍票は歴史的にも意味をもつ紙幣であるといえるでしょう。

ただし、広く流通していたので、現存数は少なくありません。古銭市場における在日米軍軍票の価値は、額面の種類やそれぞれの状態によっても変化します。そのため、在日米軍軍票を所有しているなら、まずは専門家による鑑定を受けて正確な価値を把握するのがいいでしょう。

在日米軍軍票の額面の種類

在日米軍軍票の額面の種類は、全部で8種類です。具体的には、10銭、50銭、1円、5円、10円、20円、100円1000円があります。これらの在日米軍軍票は、いずれも現在は紙幣として使用することはできません。

在日米軍軍票が発行された当時は日本国内で広く流通し、在日米軍たちを中心によく使用されました。そのため、希少価値がついているものは少なく、高額な買取価格は期待できないものもあります。

しかしながら、在日米軍軍票の中にはコレクターからの人気があり、いまでも比較的高い価値がつけられているものも存在します。たとえば、B1000円は、在日米軍軍票の中では希少価値が高く、人気も高い傾向です。在日米軍軍票の価値は額面によっても基準が異なるので、それぞれの特徴をしっかり踏まえたうえで鑑定できる専門家を選ぶ必要があるでしょう。

在日米軍軍票B20円券の価値は?

在日米軍軍票B20円券の買取価値は、あまり高くはありません。平均すると数円程度の価格で取引されるケースが多いでしょう。しかし、在日米軍軍票のすべての券種の中で見ると、平均かそれ以上の価値がつくと考えられます。

また、前述したように、在日米軍軍票の種類の中で最も高値がつきやすいのは、B1000円券です。こちらについても状態によりますが、場合によっては数万円の値がつくこともあります。

在日米軍軍票B20円券の場合、B1000円券ほどの高値はあまり期待できませんが、状態が非常に良い場合は、1万円を超える価値がつくケースもあるようです。

在日米軍軍票B20円券を所有し、買取を希望する場合は、最初からあきらめるのではなく、まずは状態を確認したうえで専門業者の鑑定を受けることをおすすめします。